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『農助~栽培日誌~』を
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みなさまご存知ですか?
・なぜトレーサビリティーか
・日本の食を支える農業の現実
・日本の食と食品業界
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生産履歴(栽培履歴)とは
生産履歴(栽培履歴)とは農産物を生産するにあたり、育苗から栽培、収穫、収穫後の加工などそれぞれの工程で行った作業を履歴として記録し、消費者や納品先の求めに応じて提出できるように作業記録や栽培日誌としてほ場毎もしくは、生産ロット毎にまとめた履歴を指します。
消費者が求める安心安全の根拠情報として、トレーサビリティー(追跡可能性)の仕組みにおける、生産、出荷段階の履歴情報として生産履歴(栽培履歴)の必要性が叫ばれています。
生産者から選別や集出荷を行う施設、仲卸、小売、消費者に至るまでの様々な流通ルートの中で、 根源となる履歴情報が生産履歴(栽培履歴)と言えます。
生産履歴(栽培履歴)の内容
生産履歴(栽培履歴)として必要な項目は様々です。
基本的な考え方からすると、消費者の安心安全に資する項目が生産履歴(栽培履歴)の項目として必要とされるであろうと思われます。
履歴の管理項目として必ず必要になってくるのが、
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いつ
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だれが
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どこで
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なにを
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どうやって
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どのように
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(例外として、いくら)
という6つ(7つ)の項目です。
実際の農作業に照らし合わせて考えると、
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いつ⇒作業を行った日付
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だれが⇒生産者名
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どこで⇒ほ場の場所
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なにを⇒品名
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どうやって⇒作業手順や作業基準
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どのように⇒使った肥料や農薬など
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(例外として、いくら⇒使った資材の数量や作業人数、かかった人件費や資材の費用など)
となります。
生産履歴(栽培履歴)のメリット
生産履歴(栽培履歴)を蓄積する事に法的な制約があるわけではありませんが、
生産履歴(栽培履歴)を蓄積する事により多大なメリットを生産者は享受することとなります。
生産履歴(栽培履歴)のメリット①
消費者に対する安心安全の確保
卸売市場だけでなく、直販やインターネット、道の駅や農産物直売所など、農作物における販路が様々な広がりを見せる中で、農産物に対する安心安全の根拠となる生産履歴(栽培履歴)の公開が求められています。
生産履歴(栽培履歴)を公開することは、各方面における消費者の信頼や安心の確保に繋がると共に、納品先である既存顧客の囲い込みに有効に作用します。
生産履歴(栽培履歴)のメリット②
表示内容の信憑性を確保
食品の表示に関連する様々な偽装問題が多発する中で、生鮮食品における品質表示基準においてはその名称と原産地の表示のみとなっています。
消費者の食に対する不信感を払拭し商品に対する信憑性の確保を行うために、名称と原産地の表示に加え生産履歴(栽培履歴)による情報の開示は、非常に有効であると考えられます。
生産履歴(栽培履歴)のメリット③
生産体制の強化と作業の効率化
生産履歴(栽培履歴)を蓄積する事により、過去の履歴との比較検討や、有識者による作業手順の検証など様々な活用方法があります。
また、地域ぐるみで一律の作業手順を確立し、この生産履歴(栽培履歴)を蓄積する事によって広域での資材購入や作業共有化などが図れ、全体のコストダウンに繋がります。
生産履歴(栽培履歴)のメリット④
無実の証明
直売や店頭販売でお客様に直接販売する場合、「誰が作ったのか?」は明確です。
その為、異物の混入や化学物質による汚染などがあったとしても、その責任の所在は明らかです。
しかし、仲卸を通じての販売や、その他の原料が加わる加工品などの場合、前記の問題が発生すると、この責任の所在は明確にされません。
自己の無実を証明する為の唯一の手がかりが、生産履歴(栽培履歴)といえます。

生産履歴(栽培履歴)の有効活用
生産履歴(栽培履歴)が有効に活用されるのは消費者に対してのみでなく、各種の管理基準に求められる必須の項目であり、そういった管理基準の認証を取得する為には必ず要求される項目なのです。
例えば、GAP、JAS、SQF、etc…
各管理基準共に生産履歴(栽培履歴)は収集しなければならず、農産物の高付加価値化やグローバル化が叫ばれる昨今において喫緊で取組を開始しなければならないのが、この生産履歴(栽培履歴)の記帳作業と言えます。
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